楽天モバイルの速度・体感を調べてみた

30秒で読む要点

  • 昼帯の落ち込みが4社中最も顕著。ドコモの「昼が比較的安定」と対比される形で「楽天は昼が特に遅い」という評価が集計・口コミ両方から出ている。この傾向は2025〜2026年も改善が見られなかった
  • 夜はau・ソフトバンクより速いという集計傾向がある。時間帯による速度差が4社中最も大きく「昼は避けて夜に使う」という使い分けをしているユーザーの声が一部見られた
  • プラチナバンド(700MHz)は2023年10月に開設計画の認定を受け、2024年6月27日に商用サービスを開始。「繋がりにくい場所が減った」という声は増えているが、室内・地下の安定感はau・ソフトバンクと比べるとまだ評価差がある印象
  • KDDIが指定するローミング提供エリアでは、楽天回線が届かない場合にau回線(パートナーエリア)へ自動切替する。提供状況は地域ごとに異なるため、楽天モバイルとKDDIの公式エリア情報で確認が必要
  • 都市部(政令市・県庁所在地)では使えるが、そこから外れると急に不安定になる場所があるという声が繰り返し出てきた。「県庁所在地は問題ない、郊外・山は別」という声のパターンが多かった
個人の調査メモです。追跡できる公開情報を条件付きの傾向として整理しています。 通信品質は端末・場所・時期で変わるため、契約前には各社の公式情報もご確認ください。

この調査で確認したこと

速度と体感だけ。プランや料金は扱わない。参照先は みんなのネット回線速度 の集計傾向(直近3ヶ月・8,000件超)と 価格.com のクチコミ、X、個人ブログ。自分で計測したものではない。速度感は「個人イメージ」として提示している。

時間帯別の速度感

各記事の参照先に記した公開集計データから整理した順序尺度です。 調査日と測定期間は同一ではありません。棒の長さによる疑似的な数値化は行っていません。

楽天モバイルの時間帯別速度感
時間帯 傾向 確認メモ
朝(7〜9時) 速め 集計上は比較的高い参考値が出る時間帯。混雑が少なく100Mbps超の報告も。4社の中では平均的な水準
昼(12〜13時) 遅め 4社中で最も落ち込みが顕著という印象。「昼はほぼ使えない」「ドコモと全然違う」という声が多かった
夕(17〜19時) 普通 昼より改善するが混雑は続く。50〜80Mbps帯の参考値が多い印象
夜(20〜23時) 普通〜速め 昼よりは速いという集計傾向。「夜は使える」という声と「夜も遅い」という声が混在
深夜(0〜6時) かなり速め 集計上は最速帯。混雑が少なく150Mbps超の参考値も。深夜帯の快適さは4社で差が出にくい
この表は実測ランキングではありません。異なる調査条件の情報を、利用場面を考えるための傾向として整理しています。

エリア・地方での傾向

エリアの特性として「楽天回線エリア」と「パートナーエリア(au回線)」が混在している。KDDIが指定するローミング提供エリアでは、楽天回線が届かない場合にau回線へ自動で切り替わる。提供状況は地域ごとに異なるため、楽天モバイルとKDDIの公式エリア情報で確認が必要になる。

パートナーエリアへの切り替わりは自動で行われるが、切り替わりのタイミングで接続が不安定になったり速度が変化するという声がある。「楽天の電波で速いと思ったら突然遅くなった → パートナー切り替わりだった」という体験談が複数見られた。

政令市・県庁所在地クラスでは楽天回線が届いており「普通に使える」という声が多い。問題が出やすいのはそこから外れた郊外・山間部・農村部。「隣の市に車で移動したら急に不安定になった」というパターンが繰り返し出てくる。

プラチナバンド・5G切り替え

プラチナバンド(700MHz帯)は2023年10月に開設計画の認定を受け、2024年4月の試験電波を経て、同年6月27日に商用サービスを開始した。建物内・地下での接続改善を期待できる特性はあるが、実際の利用可否は基地局展開・端末・場所によって異なる。4G/5G切り替わり時の接続不安定については楽天も共通の課題として報告されている(2026年7月27日確認)。

最近の動き・変化

FY2025で初の通期EBITDA黒字(129億円)を達成し、2025年12月末の総回線数は1,001万回線となった。2026年の設備投資は2,000億円強を計画している。2026年第1四半期は3月末の総回線数が1,036万回線、EBITDAが10億円と公表された。

プラチナバンド(700MHz帯)は2024年6月27日に商用サービスを開始した。基地局設置情報では、2026年7月1日から15日までに全国32都道府県77市区町村で新たな楽天モバイル基地局を設置したと公表している。実際の利用可否は公式エリアマップで確認が必要。

KDDIの現行案内では、楽天モバイル向けローミングの提供期間は2026年9月30日までで、それ以後は両社協議としている。楽天モバイルは2026年8月12日、自社網でのカバーに時間を要するエリアでは10月以降もローミングを継続し、十分カバーできているエリアでは縮小すると発表した。契約はKDDIと詰めの協議中で、具体的な対象地域はこの発表では示されていないため、利用場所は最新の公式エリア情報で確認したい。

2026年8月14日、楽天モバイルの8月12日発表に基づき、10月以降は地域によりローミングを継続・縮小する方針へ更新。2026年8月1日、一次資料で確認できなかった基地局数・満足度の数値を削除し、基地局設置実績とローミング条件を公式発表に基づく記載へ訂正。

公開投稿の扱い

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調査メモ / LIMITATIONS
集計データは直近3ヶ月・8,000件超の傾向(みんそく、2026年3月時点)をベースに口コミと合わせて印象をまとめたもの。プラチナバンド展開は継続中で、数ヶ月で状況が変わることもある。パートナーエリア(au)の割合は地域によって大きく異なり、純粋な楽天回線の評価とは切り分けて考える必要がある。

参照先(調査日: 2026年3月31日)

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