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BIGLOBEモバイルの速度・体感を調べてみた

※ 個人の調査メモです。公的機関ではありません。
※ 速度データは調査時点のもの。最新情報は各社の公式ページでご確認ください。

調べたこと

速度と体感だけ。プランや料金は扱わない。参照先は みんなのネット回線速度 の集計傾向と X、個人ブログ、レビューサイト。自分で計測したものではない。速度感は「個人イメージ」として提示している。

BIGLOBEモバイルはKDDI傘下のMVNO。ドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)を選べる。月額308円の「エンタメフリー・オプション」でYouTube等21サービスのデータ消費がゼロになる独自機能がある。本ページではエンタメフリー利用時の速度体感についても調べた。

時間帯別の速度感(個人イメージ)

みんなのネット回線速度(2026年4月2日時点)の集計傾向と口コミを眺めた感触をまとめたもの。数値ではなく印象。

時間帯 速度感 コメント
朝(7〜9時)
普通
37Mbps前後の参考値。IIJmio(朝62Mbps前後)と比べると控えめ。朝の時間帯はMVNO間でも差が出やすい
昼(12〜13時)
かなり遅め
0.66Mbpsの参考値。格安SIM16社中最下位クラス。Webページの読み込みすら厳しいレベルで、MVNOの昼問題が最も顕著に出ている
夕(17〜19時)
普通
21Mbps前後の参考値。昼よりは大きく回復するが、IIJmioやmineoと同等かやや下の水準
夜(20〜23時)
遅め
13Mbps前後。夜帯もやや重い印象。他のMVNO(IIJmio 40Mbps前後)と比べると差がある
深夜(0〜6時)
普通
19Mbps前後。深夜でも他MVNOほど伸びない。IIJmioの深夜(87Mbps前後)と比べると差が大きい
※ 上記は集計データ・口コミを眺めた個人の印象まとめ。実際の速度は端末・場所・時期によって大きく変わる。

エリア・地方

エリアはドコモまたはauのサービスエリアに準拠する。タイプDはドコモの5G/LTEエリア、タイプAはauの4G LTEエリアで利用可能。タイプAは5G非対応で、3G通話にも非対応(VoLTE必須)。

地方での利用報告では、愛媛県で終日安定したとの声や、大阪出張時の地下鉄でも問題なかったとの声がある。エリア面での大きな不満は口コミ上では目立たない。速度の問題はエリアではなく帯域混雑に起因するケースが多い。

タイプDのほうがエリアは広い(ドコモの3G/4G/5G全域対応)。ただし速度面ではタイプAのほうが2〜3倍速いとの報告がある。タイプAはユーザー数が少ないため混雑しにくいのが理由と推測されている。

エンタメフリーのエリア制約

エンタメフリーはエリアに依存しないが、専用帯域での通信となるため実測速度は0.8〜3Mbps程度に制限される。公式推奨はYouTube 360p以下、Spotify標準音質以下。タブレットやブラウザ経由での利用は非推奨で、スマホアプリでの利用が前提。

最近の動き・気になった変化

2017年にKDDIが完全子会社化してから8年が経過。KDDI傘下でありながらMVNOとしての速度面ではUQ mobileやpovoのようなMNO・サブブランドとの差が縮まっていない。

2026年5月に「ベーシック」コース廃止に伴う料金体系変更が予定されているが、月額料金の実質額は据え置き。大規模な設備投資や速度改善のアナウンスは確認できていない。

みんそくのランキングで格安SIM16社中最下位が続いている。ただし月によっては速度が改善する時期もあるとの計測者の声があり、一定の帯域増強は行われている可能性がある。MVNO市場全体の縮小傾向のなかで、エンタメフリーという独自機能で差別化を図る戦略が続いている。

口コミから拾ったもの

価格.com・X(旧Twitter)・個人ブログ等から。サンプル数が少なく偏りがある可能性あり。

「昼の混雑時間帯は昔のISDNより遅い体感。12時台はほとんど何もできなかった」
X(旧Twitter)(2025年)
「タイプD(ドコモ回線)で都内の昼間に使うとかなり遅い。タイプA(au回線)に変えたら多少マシになった気がする」
レビューサイト(2025年)
「エンタメフリーでYouTubeのパケットが加算されないのは助かる。テザリングしても適用されるので下の端末でも使える」
X(旧Twitter)(2025年)
「エンタメフリーだが最近遅すぎる。144pでも2倍速再生がブツ切りになった」
レビューサイト(2025年)
「BIGLOBEモバイルから日本通信SIMに乗り換えたらネットワークスピードが明らかに速くなった」
X(旧Twitter)(2025年)
「愛媛県で使っているが終日安定した速度が出ている。地方だと混雑が少ないのかもしれない」
レビューサイト(2025年)
「エンタメフリーは高画質な動画だと速度が遅いところがイマイチ。360p以下に抑えないとバッファリングが多い」
レビューサイト(2025年)

まとめ

  • みんそくの格安SIMランキングで16社中最下位(下り24Mbps)。昼帯の0.66Mbpsは格安SIM全体でも極めて低い水準で、IIJmio(昼20Mbps前後)やmineo(昼10Mbps前後)と比べても落ち込みが大きい
  • エンタメフリーは月308円でYouTube等21サービスのデータ消費がゼロになる独自機能。他MVNOにはない差別化ポイントだが、専用帯域での通信のため実測0.8〜3Mbps程度。360p以下の画質が推奨され、混雑時は144pでも止まるという声がある
  • タイプA(au回線)のほうがタイプD(ドコモ回線)より2〜3倍速い傾向が報告されている。ドコモ回線の混雑が顕著で、都内の昼間は特に差が大きい。回線選択で体感が変わる可能性がある
  • KDDI子会社(2017年完全子会社化)だが、速度面でUQ mobileやpovoのような優遇は見られない。あくまでMVNOとしての帯域を利用している印象で、KDDIグループであることの速度的メリットは確認できなかった
  • 大容量帯(20GB以上)の月額はIIJmioや日本通信SIMと比べて割高。エンタメフリーを使った3〜6GBプランが想定ユースケースで、「動画は画質を落として見る前提」という割り切りが必要。昼帯の通常通信も含めて速度への要求が高いユーザーには向かない可能性がある
MEMO
集計データはみんなのネット回線速度のBIGLOBEモバイル測定値(直近3ヶ月33件)をベースに口コミと照合して印象をまとめたもの。測定件数が少なくばらつきが大きい。タイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)で傾向が異なる可能性がある。