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irumoの速度・体感を調べてみた

※ 個人の調査メモです。公的機関ではありません。
※ 速度データは調査時点のもの。最新情報は各社の公式ページでご確認ください。

調べたこと

※ irumoは2025年6月4日に新規受付を終了しています。既存ユーザーは引き続き利用可能。後継プランは「ドコモmini」。

速度と体感だけ。プランや料金は扱わない。参照先は みんなのネット回線速度 の集計傾向とレビューサイト、X、個人ブログ。自分で計測したものではない。速度感は「個人イメージ」として提示している。

irumoはドコモの低価格ブランドで、MVNOではない。ドコモの自社回線を使うが、公式に「混雑時はeximo・ahamoなどより先に速度制限する」と明記されている。本ページではahamoとの速度差を中心に調べた。

時間帯別の速度感(個人イメージ)

みんなのネット回線速度(2026年4月2日時点)の集計傾向と口コミを眺めた感触をまとめたもの。数値ではなく印象。

時間帯 速度感 コメント
朝(7〜9時)
速め
参考値で250Mbps前後。朝はドコモ本家と遜色ない速度が出やすい。ahamoの朝(140Mbps前後)よりも速い計測がある
昼(12〜13時)
遅め
18Mbps前後まで落ち込む。ahamoの昼(80Mbps前後)と比べると明確な差がある。ドコモが公式に「混雑時はahamo等より先に速度制限する」と明記している
夕(17〜19時)
速め
72Mbps前後の参考値。夕方は回復してくる。ahamo(110Mbps前後)よりは控えめだが実用上の不満は少ない印象
夜(20〜23時)
速め
226Mbps前後の参考値。夜帯はドコモと同等水準まで回復する。昼との落差が非常に大きい
深夜(0〜6時)
速め
127Mbps前後の参考値。深夜も良好。ドコモ本家の深夜帯(200Mbps超)には及ばないが、MVNO的な水準ではなくMNOに近い
※ 上記は集計データ・口コミを眺めた個人の印象まとめ。実際の速度は端末・場所・時期によって大きく変わる。

エリア・地方

エリアはドコモと完全に同一。Band 1/3/19/21/28/42等、ドコモのLTEバンドをすべて利用可能。ドコモが繋がる場所ならirumoも繋がる。

ただし実際の体感はエリアではなく混雑時の速度制御で差が出る。都心部のターミナル駅・商業施設・イベント会場では、ahamoやeximoユーザーより先に速度が制限されるため体感が悪化しやすい。地方・郊外では混雑自体が少ないため差が出にくい。

口コミでは池袋駅周辺の昼間、休日の商業施設、店舗内のセルフレジなど、人が集まる場所での速度低下が報告されている。「繋がる」けど「速い」とは限らないのがirumoの特徴。

5G・プラン別の違い

0.5GBプランは5G非対応(4Gのみ)で速度上限3Mbps。3GB/6GB/9GBプランはドコモの5Gエリアで5G通信が利用可能。プランによってエリアの実質的な活用度が異なる。

最近の動き・気になった変化

2025年6月4日にirumo・eximoともに新規受付を終了。約2年の提供期間(2023年7月開始)で幕を閉じた。ドコモのプラン体系はドコモMAX(大容量)/ドコモmini(小容量)/ahamo(オンライン専用)/ポイ活系(新設)に再編された。

後継プラン「ドコモmini」は4GB(2,750円)/10GB(3,850円)の2プラン。irumoの0.5GBプラン(550円)の後継は存在しない。ドコモminiでも混雑時の速度制御はirumoと同様にドコモMAX/ahamoより先に適用されるとされている。

既存irumoユーザーは引き続き現プランを利用可能。ドコモminiへの移行は任意。速度面でドコモminiがirumoより改善されるかどうかは、現時点では十分な計測データがなく判断できない。

口コミから拾ったもの

価格.com・X(旧Twitter)・個人ブログ等から。サンプル数が少なく偏りがある可能性あり。

「昼の池袋はほぼ繋がらない。画像読み込みに30秒以上かかった」
X(旧Twitter)(2025年)
「建物の中ではかなり重くなる。店舗内でのつながりが悪くてセルフレジで使えなかった」
みんなのネット回線速度 口コミ(50代男性・東京、3GB eSIM)
「irumoは基本的にahamoと同じくらい速いが、昼の12時台だけ明確に差が出る。ahamoは80Mbps出ていたのにirumoは30Mbps台だった」
レビューサイト実測比較(2025年)
「通信速度も時間帯問わず問題ない。サブ回線として使っているが不満はない」
みんなのネット回線速度 口コミ(40代男性・広島)
「0.5GBプランの3Mbpsは思ったより普通に使えた。YouTubeも標準画質なら再生できた」
レビューサイト(2025年)
「人が多い地域で劣化する場面が多い。休日の商業施設や駅は特に遅い」
みんなのネット回線速度 口コミ(40代男性・愛知、0.5GB)

まとめ

  • ドコモの自社ブランドであり回線自体はドコモと同一だが、速度はドコモ本家やahamoと同等ではない。ドコモ公式サイトに「混雑時はeximo・ahamoなどより先に速度制限する」と明記されており、昼帯の実測でも朝253Mbps→昼18Mbpsという大幅な落ち込みが確認されている
  • ahamo(昼80Mbps前後)と比べると昼帯に明確な速度差がある。MVNO(IIJmio昼20Mbps前後)と同程度かやや下の水準。ドコモブランドでありながら混雑時はMVNO的な挙動を示す
  • 0.5GBプランは速度上限3Mbps・5G非対応・超過後128kbpsという特殊な仕様。YouTube標準画質は視聴可能だが、大画面やHD画質では厳しい。3GB以上のプランとは性格が全く異なる
  • 2025年6月に新規受付終了。後継プラン「ドコモmini」(4GB/10GB)に移行。0.5GBプランの後継はなし。既存ユーザーは引き続き利用可能
  • 昼帯以外(特に朝・夜・深夜)はドコモ本家に近い速度が出やすく、昼帯を使わない・許容できるユーザーにとっては実用的な水準。ただしドコモminiでも同様の混雑時制限が適用されるとされており、後継プランで改善されるかは現時点では不明
MEMO
集計データはみんなのネット回線速度のirumo測定値(累計671件、うち直近3ヶ月35件)とレビューサイトの実測比較をベースに口コミと照合して印象をまとめたもの。irumoは2025年6月に新規受付終了済み。速度計測も同時期以降は停止しており、データは2025年前半までのもの。